AIR第6話「ほし」です。
AIR第6話「ほし」です。
今、2回目見直してます。
本当に凄い。凄すぎる。
原作の美凪篇を本当に余すところなく描き尽くしてくれました。
「やっぱりこのままじゃ駄目だよ。美凪は夢から覚めないといけないんだ。もう、寂しそうな美凪は見たくないよ」
「お前に見せてやりたいんだ。世界を。夢なんかじゃない、本当の世界を」
「やれやれ、やっと着いたぜ」
「今日も星凄いね。美凪も見てるかな」
「帰る場所は……あるよ」
「その子の背中にはとても傷ついた翼があった。」
「本当のみちるは、この世界に生まれることを許してもらえなかったけど……。」
「美凪は笑ってなきゃダメだよ。でないとみちるが悲しいよ」
「ねぇ、美凪、国崎往人、約束しようよ。」
「美凪、美凪はいつも笑っていてね……。笑ってバイバイって言ってね。」
「言えない……、笑ってさよならなんて言えない!! だってもう逢えなくなるのに」
「大丈夫だよ、夢から覚めても思い出は残るから、だから笑って。みちるとの思い出をずっと楽しい思い出にしてよ。これは美凪にしか出来ないことだから。」
「美凪、約束だよ。」
「うん」
「今笑ってる?」
「うん」
「本当……?」
「うん」
「じゃあ、笑い続けて。笑ったままバイバイって言ってね」
「みちるは笑ってる?」
「うん」
「別れは辛くない?」
「うん……辛くない、だって笑ってるもん」
「……!!」
「ずっとずっと笑い続けて、世界がたくさんの笑顔で一杯になって、みんなが暖かくなって生きて行けたらいいね」
「うん……みちる……ばいばい。」
「人間は思い出がないと生きていけないんだよ。でもね、それなのに思い出だけでも生きていけない。夢はいつか覚めないといけない。覚めない夢はいつか悲しみに変わっちゃうから。」
……わかってる。わかってる、そんなこと。
でも、でもね。もし、僕の前で見せた君の笑顔が、例え、一時でも本当の笑顔だったのならば。作り笑いばかりじゃなく、本当の笑顔だったのならば……。そしたら僕は……。
「ずっとずっと笑い続けて、世界がたくさんの笑顔で一杯になって、みんなが暖かくなって生きて行けたらいいね」
だから僕は頑張りたい。
君と出会ったあの夏を幸せにしたいから……。