ヱヴァンゲリオン破についてとりあえず一言。

今は時間が無いのですが、少しだけ触れておきます。
多分後でまた何か書きます。

以下ネタバレなので、この作品を未だ観てなくて、今後視聴する予定の方は読まないことをお薦めします。というか、この作品に興味をもっておられるなら万難を排してすぐに観ることをお薦めします。

で、感想一言。

　素晴らしかった。

　で、何よりも嬉しかったのは、

　私がかつて愛した、あの綾波が帰ってきた、という事実です。

クライマックスに至る以前の日常シーンで、既に涙を流していた私がいましたよ。

　「涙」で消失し、旧劇場版一作目と「序」で書き替えられ存在を抹消された、あの、綾波がそこにいました。今回のクライマックスの

「綾波を！！！！　返せッッ！！！！！！」

というシンジの叫びはまさに、あの、旧劇場版一作目以来の私の思い、そのものでした。

何か、その想いが報われたような気さえしています。

　今回の料理に打ち込む、というエピソードは少しあざと過ぎるか、とも感じましたが、それ抜きで十分に、ＴＶ版の二人目の綾波に私が感じた魅力は再現されていたと感じます。

　私が綾波に感じていた魅力は、あの彼女のシンジに対する感情、なんですよね。

　敢えて言葉で表現するならば、プリミティブなプラスの感情、といいますか。

　大枠で言えば、これも恋愛感情の範疇に入るんでしょうけど、より輪郭のぼんやりした、しかし、確実にそこに存在している感情、というか。

　まさか、破で、また彼女に会えるとは思わなかった。

　こんなに嬉しいことはない……。