AIR第5話「つばさ」

参りました。
いきなり美凪ルートです。
え〜と、この辺のニュアンスが微妙なんですけど、
観鈴ルートに美凪のエピソードを加えたのでなくて、
美凪ルートの選択肢を選んだ時の反応を往人がしているのです。

 その際の観鈴の反応っていうのは原作のゲームではあまり描写されてなかったのですが……。
 実際には、観鈴には耐え難かったはずで……。
……書いているだけで泣いてしまいそうです……。

「発病」のシーンは、個人的に自分も経験あるだけにきつかったです。
涙が止まらなくなる。叫びが止まらなくなる……。
職場で倒れたとき……、
自律神経失調症だと知ったときの絶望。
医者に「どこも悪くない。」と怪訝な顔されて愕然としたこと。

全てが……、この子にも、起こったのだと……。

そして、美凪

 彼女は常に一人の女性を思い出させる。
 親の愛を受け止めかねたひと。

 誰からも愛されて愛されて、その重荷を精一杯受け入れようとしたひと。

 そして僕が追いつめたひと……。

 ごめんなさい……、ごめんなさい……、ごめんなさい……。


 「意味はあるさ……、そう、意味はあるんだ、飛べなくたって。」